守屋さん

今回は、株式会社グローバルキッズ保育事業部採用担当の守屋聡美(もりや・さとみ)さんに取材をさせて頂きました。企業理念でもる「子ども達の未来のために。」を深くまで掘り下げた考えが聴けた貴重なインタビューとなりました。


働く人が楽しく働けるような"何か"をしたかった


---守屋さん、本日は宜しくお願いします!

守屋さん:こちらこそ宜しくお願いします!

守屋さん

---今日はインタビュー形式なのでどんどん聞いていきますね!面接っぽくなりますがすいません...

守屋さん:はい。普段の採用面接では聞く側なんですけど、こっち側(聞かれる側)って緊張しますね。(笑)

---では早速面接っぽくいきます!(笑) なぜ今のグローバルキッズという会社に入ろうと思ったんですか?

守屋さん:転職活動中に紹介会社の方から紹介頂いたのがまず最初のきっかけで、ホームページに載っていた社長のメッセージにもすごく共感したので。

※社長のメッセージはこちら→https://goo.gl/yL0ebI

何よりも紹介してくれた方が、私の経験や考え方を踏まえて紹介してくれてたことが有難かったですね。

ここでは保育の現場のことも知れるし、働く人が楽しく働けるような何かをしたかった当時の私にとっては最高の場所だと感じました。

---紹介してくれた方は、守屋さんの人柄や想いをちゃんと汲み取った上で提案してくれたんですね。

守屋さん:そうですね。本当は最初、その方の人材紹介会社に入りたかったんです。いろんな仕事のジャンルがあって、自分がその仕事を知って、マッチする相手にこの仕事はこういう所が楽しいよ!と伝えて、その人の道が拓ければ嬉しいなって。

でもその方は、「守屋さんの得意分野でそれを生かしてみればいいと思うよ!」って言葉をかけて下さいました。

幼稚園3年、エステ3年を経て、保育園へ


---紹介してくれた方、素敵ですね!

守屋さん:有り難いですね。今も課題がたくさんあって大変ですが、楽しいです!

今の会社が3つ目の仕事なんですけど、新卒で入ったのが学校法人の幼稚園の先生だったんです。幼稚園で3年間働いて転職をして、その後は美容業界でエステをしていました。

---またずいぶんジャンルの違う場所に行きましたね。

守屋さん:元々自分がお客さんとして通っていたエステなんです。そこで同い年の女性スタッフの方が働いてたんですよね。

その人は、すごく明るくて、人がつくタイプって言うんですかね?一つ一つの言葉にすごく説得力があって、「ああなったらいいよね!」「こうなったらいいよね!」って話してくれて、いつも前向きな気持ちになれました。

そんな素敵な人に「一緒に働かない?」って誘ってもらったので、そこでほぼ即決しました。(笑) ちょうど幼稚園を辞めることを考えてた時期でもあったので。

---決めたら即行動タイプですか?

守屋さん:なんでも決めるのは早いですね。即行動派です。(笑) ただ、エステも会社側の状況もあって3年で辞めることになりました。

守屋さん

---それでさっきの転職活動中の話に戻るわけですね。グローバルキッズへ入社して、すぐ今と同じ採用だったんですか?

守屋さん:いえ、1年ちょっと現場で、2歳の担任を持つ保育士をしていました。

幼稚園では3年くらい働いてましたけど、スキルも上がらないまま退職しましたし、0,1,2歳の乳児さんとも関わったことがなかったので、幼稚園と保育園の違いに最初は戸惑いました。

グローバルキッズ保育園

---やはり幼稚園と保育園の違いは大きいんですね。

守屋さん:全然違います。

保育園は、お父さんお母さんから初めて離れる子達がわんさかいて、しかも集団で過ごさなきゃいけない場所なんですよね。

だから、ただ預かるだけじゃなくて、一人ひとりに思いを寄せていくというか、その子達の人間形成は絶対ここでできるので、小学校に上がることも大事ですけど、1日1日を楽しく過ごせる場所というか子ども達が行きたい!と思える保育を、現場の頃は目指していました。

守屋さん
転職フェアで笑顔の守屋さん。

---幼稚園にはなぜ入ろうと思ったんですか?

守屋さん:幼稚園の先生を志したきっかけが、自分が幼稚園の時なんです。4歳のときに担任になってくれた先生が本当に優しくて。

その先生が、さとみ先生で、私の名前もさとみ。怒られたとか、叱られたとかいう記憶はなくて、人見知りで輪に入っていけない私を、自然にスッと輪の中に入れてくれる先生でした。

今考えれば、今の仕事のきっかけを与えてくれた先生ですね。

働く人が初心をいつでも思い返せるように、想いを持ち上げたい


---2014年からグローバルキッズ入社。現場を1年ほど経験した後に採用へ異動されたんですね。

守屋さん:はい。今楽しいですね!まだまだわからないことだらけですけど...

チームもすごくいいチームですし、人間関係も良好なので。馴れ合いではなくて、仕事になればちゃんとお互い言い合えるし、いい所はいい!って褒め合えるし、うん!いいチームだと思います。

---課題はありますか?

守屋:たくさんありますよ!課題は。(笑)

面接に関しては、ウチの会社に入ってくれる人を集めてるわけですよね。

面接を受けて頂いた方の保育に対する想いも、会社に対する想いも、入社するまでにまだまだ持ち上げたいんですよね。「なんでここに入ったんだろう?」って、入社した人達がいつでもすぐに思い返せるくらい。

入社した人たちが、「本当にここに入ってよかったな!」って思えるように入口から私達が作ってあげられるようにしたいですね。

守屋さん

---保育業界は、人材不足が騒がれてますが実際はどうですか?

守屋さん:そうなんです。同じ人が3社面接に行ったら3社とも受かるケースも多いんですよ。未経験の人でも受かってしまうケースもあるというのが現状です。

でも、私達はまた少し違くて、その人のいい所をたくさん引き出した上で、「あなたにとってこういう課題や目標があるなら、ここの園だったらこういう事ができるよ!」って個々の想いや性格と照らし合わせて面接でもお話させて頂いてるので、もちろん誰でも採用という訳ではありません。

理念が「なんで保育士になりたかったのか?」を反映している


---強みを引き出す側ですね。相手の人生と向き合って面接をしてるという印象を受けます。

守屋さん:こうやってインタビューしてる感じと似てるんですかね?いつもはなんで?なんで?って聞く側なのでまだまだ慣れないですけど。(笑)

その人の良さはどこなのか?これからどんな仕事がしたいのか?その背景がお互いにわからないと、たとえ入社してもどうしても初心を忘れがちになってしまうと思うんです。

その人の強みや、想いを聞いた上で、それに対してどこの園がいいのか?が初めて見えてきますから、その部分を深く掘り下げて、明確になるようにいつも心掛けています。

---グローバルキッズの1番の強みはなんですか?

守屋さん:強みですか...そう聞かれると困っちゃうんですけど。(笑)

まず理念にある「子ども達の未来のために。」が、現場の先生たちがなんで保育士になりたかったのか?が反映されてる理念だと思うんです。

保育士さんは、ただ子どもを預かりたかったから保育士になった訳じゃないですよね。

子ども達の想いを汲み取ってあげたい!とか、子ども達の支えになりたい!とか、将来に必ず繋がることだからなりたい!と思ったはずなんですよね。その子達は先に人生があってて、その先の人生が豊かになるように、今保育をしたい!と思って働いてるはずなんです。

理念がその気持ちを反映してるので、それ自体が大きな強みになると思います。

グローバルキッズ保育園


楽しく働く"働き方"は絶対自分の中にある


---保育士の方の離職率が高いという話も聞きますが、実際はどうなんですか?

守屋さん:そうですね。人間関係で悩んでるとか、保育感の違いで悩んでるとかそういう話は確かにあります。だからちゃんと話し合って、どこが問題なのかも聞いてから対応は考えます。いくつか園もあるので、異動して対応するとか解決策を考えます。

グローバルキッズは、「チーム保育」という言葉を大事にしてるんですが、その言葉には保育は一人じゃできない!地域の方との密着だったり、みんなで子育てをしていこう!という意味合いが込められています。

私の意見は絶対通さないとダメです!って人は今の会社にはいないですね。

---協力体制が整っている会社なんだなと感じます。今日は貴重なお話を聞かせて頂いてありがとうございました。最後に、今後もっとこうしていきたい!という守屋さんの想いを聞かせてください。

守屋さん;こちらこそありがとうございました!

常に思ってるのは、もっと理念が浸透したらいいなってことです。

さっきも話しましたが、面接時の熱量と、働いてから少し落ち着いた後の熱量にあまりにもギャップがありすぎると、些細なことで仕事を投げ出しがちになってしまいます。

最初の面接の時の想いを忘れてしまう人も時にいるので、もっと自分で楽しむ働き方を見つけていく人が増えたら嬉しいですね。仕事って楽しもうと思わないと楽しめないと思うので。

---自分から楽しむってことですね?

守屋さん:そうですね!何でも自分からだと思います。そのためには、私も面接に来て頂ける方々の想いを汲み取れて、気持ちを上げられるように、面接力をもっと上げないといけないですね。

もちろん現場だけではなくて、会社の本部でも理念が浸透したらいいなって思ってます。

誰のために働いてるか?を考えれば、子ども達の未来のためなので、子どものために一生懸命頑張れる人が多方面で増えたら、お給料や離職率という問題も含めてもっと状況は変わっていくと思います。

今も少子化は進んでいるので、状況は今後変わって、保育士さんが仕事を見つけていく時代になるはずです。

人材も絞られてしまう可能性も出てくるので、私含めて今のうちに「保育が好きだ」と思えるように、スキルアップしていかないといけないと思います。

楽しく働く働き方って絶対自分の中にあるはずなんですよね!

守屋さん
インタビュー中、楽しそうに話す守屋さん。

【編集後記】

インタビュー中に、ここには書ききれないほどの質問を投げたんですが、どの質問に答える時でも決してブレない芯の強さを感じました。

・子ども達の未来のために。
・働く人が楽しく働けるように常に考える。
・楽しく働く働き方は自分の中にある。

楽しそうに話す表情を見て、いつでも私のベースはここです!というメッセージが会話の中から強く伝わってきました。

守屋さん、ありがとうございました!

(取材・文 高松 隆太)



守屋聡美(もりや・さとみ)さん
守屋さん
株式会社グローバルキッズ保育事業部採用担当。「子ども達の未来のために」をベースに、働く人が楽しく働けるようと、日々楽しみながら奮闘中。


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グローバルキッズ

保育理念は「豊かに生きる力を育てる」。保育は、大人が「やらせる」のではなく子どもの「やりたい」という気持ち、自分たちが「生まれてよかった」と思える気持ちを育てている。企業理念は「子ども達の未来のために」