人混み

2015年11月に独立してから1年3ヶ月が経ちます。独立をして色んなジャンルの方と会って話したり、ブログでのアウトプット、イベント・セミナー運営などを繰り返してきて、最近いつもこの考えに行き着きます。それは、いつだって人は選ばれているということです。


いつでも見られているというより、感じられている


今まではゴルフや野球などの世界に長くいたので、自分から進んで他ジャンルの人と交流を持とうとする行動は起こしてませんでした。

でも独立をして、自分の中での意識改革やあらゆるジャンルにも飛び込んで行こうという決断をして、多くの方からたくさんの紹介もしてもらって、数々の多ジャンルの人ともお話する機会が増えました。

・アーティスト
・お医者さん
・美容師さん
・ヘアメイクさん
・スーツ屋さん
・家電屋さん
・ゴルフ屋さん
・野球用品店さん
・保険屋さん
・デトックストレーナー
・理学療法士
・WEB屋さん
・ピアニスト
・野球チームの監督
・リラクゼーションサロン経営者

このブログでもこうして多くの方を取材させて頂き、たくさんの言葉を聞いてきました。ジャンルは違えど、思ってること・考えてることの着地点は割と近い地点に行き着くのかなと思ってきました。

世の中のことを真剣に考えていたり、家族を大切にしていたり、周りの人を大切にしていたり、子どものこと、若い世代にどうやってバトンを繋げるかまで考えていたり。

これまで出会ってきた方々は、みんな素晴らしい考えばかりで、学びになる取材と会話ばかりでした。

そうやって色んなジャンルで突き抜けている人たちの話を聞いたり、居酒屋で隣の席から漏れてくるたわいもない会話も聞いたりしながら思ったのが、仕事も遊びもいつだって人は選ばれているということ。

人

近所のスーパーも、ゴルフ屋さんも、保険屋さんも、ホームページ屋さんも、トレーナーさんも、アーティストも、先生も、ダンサーも、ライターも。

ジャンル関係なく、人(お客さんやファン、友達)から常に見られてます。選ばれています。

仕事をしている時や遊んでいる時など関係なく、お店や会社の外観・内観、人なら普段の言葉遣いや連絡の取り方、行動の癖までも見られてる。見ようとはしてなくても、なんとなく感じられているはず。

仕事で時間が守れないというのは論外かもしれないですが、遊びでも時間が守れなかったり、連絡のレスポンスが遅い癖がついていたり、ドタキャン癖がついていたりする人は、仕事も遊びも重要な場面で選ばれないはずです。

それは、どこか不安で、頼りなくて、信用されていないから。つまり相手の身体がそう感じているからだと思います。だから選ばれない。

「飲み会にだれ誘おうかな?」
「お茶にだれ誘おうかな?」
「この仕事だれに頼もうかな?」

仕事依頼も遊びのお誘いも一緒です。

お誘い

仕事を依頼する時も、遊びに誘う時も、人はなんとなく頭の中で考えて考えて選択をします。

ゴルフショップでクラブを買う時だって、店員さんが不潔で言葉遣いも乱暴で、テキトーそうだったら絶対買わないはずです。空気も読めない酒癖悪い人を飲み会に呼ぼうとは思わないはずです。

こんな分かりやすい例えが、常日頃から色んな場面場面で行われているんだ!ということに気が付きました。

魅力的な人間であれば人から選ばれる


恋愛、仕事両方に共通してありますが、よく「だれか紹介してくれ!だれか紹介してくれ!」と紹介してくれ病の人がいますが、その人に対して僕はいつも思います。

「選ばれる人間になる努力をしているの?」って。

選ばれてないということは、周りから信用されてなかったり、行動が足りてなかったり、人間として未熟だったり、まず自分自身に魅力が足りてないんじゃないか?と考えるのが先。

魅力があれば人は自然に寄ってくるだろうし、努力を続けてきている人間であれば周りはちゃんと見てくれているから、勝手に紹介の輪も広がっていくはずです。

紹介されてない、選ばれてないということは、まだまだ何か足りてないというメッセージだと受け止めるしかありません。

こうやって偉そうに書いてますが、僕もまだまだ選ばれる人間にはなれてません。だから、仕事も遊びもなんだって、選ばれるように努力を続けなければいけません。

人とのご縁を大切に、感謝の気持ちをちゃんと相手に表現をして、いつでも謙虚に、死ぬまで教室の机で勉強だ!!くらいの感覚で、人生という学びの時間を楽しみたいと思ってます。

学校

仕事も遊びも全力で楽しんで、「ごめんなさい」と「ありがとう」をいつだってちゃんと相手に言える大人になれるように、そして人から選ばれるように、人間力を磨く旅はきっと死ぬまで続いていきます。


なんだか最近は、ワンピースの世界を生きている気がしてきました。



(文:高松隆太)