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 今日紹介するのは、僕の高校時代の同級生であり、親友の鈴木淳志君です。彼は強い想いを持って理学療法士として病院で日々勤務しているんですが、今回その強い想いを丁寧に話してくれました。

僕と鈴木君は、高校時代野球部だったので仲は良かったんですが、本当に親しくなったのは社会人になってからでした。

家が近所という事もあり、お互いに辛い事や嬉しい事があるとすぐに「今日飲まない?」という誘いから始まってかなりの頻度で飲みに行ってました。

なので、お互いの長所、短所、くだらない情報まで知り尽くしてる仲だと思ってたんですが、今回のインタビューで知らない事がかなり多い事に気付かされました。

今回は大親友の鈴木君なので略称は特別にあつしで行かせて頂きます。


-----インタビュー開始-----

・理学療法士を志したきっかけは小学校5年生

---まず初めに、なんで今の理学療法士っていう職業についたのか教えてください。

あつし:小学校5年生の時に右ひじを折って病院に行ったのがきっかけかな。あざみ野の脇田整形外科に行ったんだけど、そこの先生がめっちゃ優しくて。その時に理学療法士って仕事があるのを知ったんだよね。

---そうだったんだ!そもそもなんで怪我したの?

あつし:体育館のステージで遊んでたら手から落ちて肘が最悪な折れ方したんだよね。親がレントゲン見て絶句するくらい(笑)

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でも手術しちゃうとボルトも入るから、その時は手術しないでリハビリで治したんだよね。多分手術してたら野球もできなかったんじゃないかな?

---そんな怪我してたんだね。そのリハビリの先生がかなり優しかったのがきっかけか。

あつし:そうそう。で、高校で進路決める時に小学校5年生で知った理学療法士が頭にあったからこの道かなと思って大学じゃなくて専門に決めて、

専門入って仕事は絶対こっちだなってさらに思ったから結局ずっとブレなかったんだよね。

---本当にブレてないよね。理学療法士ってリハビリのイメージが強いけど、具体的にどうゆう仕事するの?

あつし:まずリハビリってお医者さんの指示がないと出来ないんだよね。患者さんがいて依頼書が出て初めてリハビリが出来るから、今すぐに高松をリハビリも出来ないし、独立も出来ない。

独立ができないから研修会やセミナーを運営したりする人も多いよ。今俺は公開講座準備委員っていう活動もしてる。 

それ以外にも勉強をして研究して学会で発表したり、論文投稿したり。大学院行って教授になったり、セミナーの講師になったり。現場でずっと働く人もいる。

だから最近の理学療法士ってただ単にリハビリするだけじゃなくなってきてるんだよね。現場だけじゃなくて幅広く動くようになってきてるかな。


・将来は田舎に一人いるセラピスト


---対面でリハビリだけじゃないんだね。

あつし:うん。でもやっぱり俺は現場がいいんだよね。

---現場にやりがいがあるから?

あつし:リハビリして患者さんの痛みが和らげたり、動きが少しでもスムーズになった時はかなり嬉しいね。

患者さんから「歩けるとは思わなかった。ありがとう。」って言われた時もめっちゃ嬉しい!

この前は女性の患者さんがリハビリ中に感覚がわからない事に動揺して泣いちゃったんだけど、やっぱり感覚ってデリケートなんだよ。

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感覚がわからないっていうフィードバックは本当に患者さんからしたらショックなんだよね。だから俺もその時は傷つけてしまったかな?って本当に申し訳ない気持ちになったし正直落ち込んだ。

でも、その1週間後にその女性の患者さんから急に呼ばれて、

「鈴木先生!あの時分からなかった膝の感覚が分かったの!」

って嬉しそうに報告してくれて、あれはマジで泣きそうになった(笑)

---それは最高に嬉しいよね。

あつし:やっぱり患者さんから学べるし、やりがいを感じるのは患者さんからかな。

---将来は何かやりたいことはあるの?

あつし:今考えてるのは、田舎に一人だけいるセラピスト。「腰が痛いから鈴木先生のところに行こう!」とか「ちょっと調子が悪いから鈴木先生に会いに行こう」とか思ってもらえるような先生でありたい。

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脇田整形外科にはおじいちゃんもおばあちゃんもいっぱい居たんだよね、話をしにくるだけの人もいるんだろうけど、俺はそれでもいいと思ってて、やっぱり年をとると家に引きこもりがちになっちゃうんだよ。

最近高齢者が一人で暮らすケースも増えてるし、そうなると外に出る機会が圧倒的に少なくなるから、健康にも心にも良くない。

話すだけでもいいから鈴木先生に会いに行こうっていう動機でも何でも、鈴木先生がいるから外出するっていう一つのきっかけを与えたい。

そうなれるように今は病院で目の前のことをとにかく一生懸命こなしてる感じかな。


・大事なのは想いやり


---そんな夢があるって知らなかった(笑)ちょっと話変わるけど、あつしの思う人として大事なことって何かある?

あつし:想いやり。(即答)

最近仕事してて相手のことを考えて動くことが大事かなって思ってて、決して優しいだけが想いやりではないと思うんだよね。叱るべき時は叱らないと。

後輩に対して締めるところは締めるようにしてるのは、やっぱり後輩の今後を考えた上で叱ってる。

今教えてる後輩も今後は新しい後輩が入ってくる訳だから、次自分が先輩になった時はちゃんとやれよ!って想いも込めて叱る場面があれば叱るようにしてる。

---温厚なあつしが怒ったら怖そうだな(笑)

あつし:でもちゃんとフォローもするよ。常に厳しいオーラ出しちゃうと後輩は萎縮しちゃから相談も報告も言いたいことが言えなくなっちゃうんだよね。

だから叱った後はなるべくこっちから声をかけてあげるようにしてる。

最近「報告が遅い!」って叱った後輩がいるんだけど、そしたら何でも俺に相談するようになっちゃって「それも俺に言う?」みたいなことまで報告してきて(笑)

まあでも後輩から慕われたり、頼られるのは嬉しいし、有難いことだよね。やっぱり後輩可愛いし(笑)


・人を笑顔にする天才


-----インタビューを終えて-----


彼は高校時代からずっと愛されキャラで、人を笑顔にする天才です。

僕は、何か嫌なことや悩むことがあっても彼と会って話をするだけで、さっきまでネガティブに考えてた自分が一瞬で消えてしまうんです。

それは誰にも真似できない、鈴木淳志にしかできない最大の長所で、それは今彼が関わっている患者さんや同僚、後輩も感じてるはずです。

そしてその長所は、今後も色んな場面で人を幸せにする力になるんだろうなと思います。

インタビューを通して親友の新たな一面や強い想いに触れることが出来たので、僕もそれを刺激にしてまた頑張ろうと思えました。

結局彼は、インタビュー取材でも素敵な笑顔で人を元気にそして笑顔にしてくれるんですよね。


鈴木淳志(すずき・あつし) プロフィール
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1988年生まれ。学生時代から人に元気を与える笑顔でいつも周りを和ませてきた。現在は理学療法士として患者さんに心から寄り添い、日々学びながら人に元気を与え続けている。夢は体も心もケアできる田舎に一人いるセラピスト。